プリティ・プリティ
私たちは、

敢えてラインは利用しなかった。



それぞれ、
勉強に忙しく、
好きな時に見られるSNSを愛用した。




支え合いたい、辛い時もあったが、
今は勉強が本分だから、
メールの交換も特にしなかった。




亜利沙が、
ゆりかとの大学生活の画像を沢山上げてくれた。

二人とも、美術研究部に入ったらしい。


作品の写真もどれも素晴らしく、
毎日の励みになった。



ゆりかは、
どの作品にも33と描いていて、
なんだろうと思っていたら、署名だったらしい。


でも、
読み方が分からなかった。
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