わすれないように
君たちとの出会い
私は人見知りで私の居場所はいつも父さんか母さんの足の間だった
そこにぎゅーっとつかまって絶対に知らない人とは目を合わせない
私は寂しがり屋でもあった
窓の外から楽しそうな声が聞こえるといつも窓のふちによじ登って見てた
だけどそのにいる人と目が合うと怖くなってすぐに隠れる
こんなめんどくさい性格だから話しかけ方も友達の作り方もわかんない
私の代わりに父さんか母さんが話してるのをいつも足の間で聞くだけ
そんな私が一番最初に仲良くなったのは2階に住んでた私の家のすぐしたに住んでた男の子
3人家族だけどお父さんはあんまり見たこと無かったな
たくやくんって言うんだけどたーくんって呼んでたの
笑うと顔がくしゃってなる、ゲームを沢山持ってた、3歳年下の子
「こっちきて!直由ちゃん!いーもの見せてあげる!」