愛されたかっただけ
荒々しい鼻息に私を見つめるその目には独占を感じる。
逃がさない、離さない、そう言われてるように見えて吐き気がするから私は終始目を閉じている。

ハゲた髪の毛、肥えた腹、加齢臭。


























私の飼い主。
< 2 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop