君の笑顔は眩しく、ときどきせつない

学校が終わってから、一人自分で練習をするつばさを、

部活中も誰よりも数をこなすつばさを、

練習終わり疲れているはずなのに部屋にこもり勉強をするつばさを、

俺は見てきていたはずなのに。

「悠、一つだけ約束してほしいんだ。」

つばさがある日俺に言った言葉を俺は思い出した。

「やりたいことに正直にまっすぐに生きるって。それが1番難しいことなんだ。」

その言葉に当時の俺は、


"怒り"を覚えてしまったのだ。

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