君の笑顔は眩しく、ときどきせつない
「永澤さんは女子サッカー部の特待生だからサッカー部のみんなは仲良くしてやれよ!」
おいおい。
嘘だろ。
サッカー??サッカーつてあの、サッカー??
え?ピアノは?
バイオリンの楽譜は?あれは夢だったのか?
「じゃあ、永澤の席は萩尾の隣だな。」
頭の整理がつかないまま、
どんどん事が進んでいく。
まって。ちょっと。待ってくれ。
「よろしくね。萩尾さん。」
微笑みがなんだか不気味だ。すごく怖い。