君の笑顔は眩しく、ときどきせつない
「ちょっといい!?」

永澤は急に俺らの腕をつかんで顔を直視した。


「パスさえしっかり繋いでいけば心配することないすることない!。」

「でも相手はこの高校のエースたちだぞ。しかも3年だ。お手並み拝見にしては力の差がひどすぎる。」




焦りと不安が表情にそのまま出てるに違いない。
冷静に分析したつもりでも声が震える。
隣の芳樹だって目には燃えるなにかがあるけど
手は震えてる。




彼女は大きく息を吸ってはいた


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