君の笑顔は眩しく、ときどきせつない

ラーメン屋でも

期末テストの期間中も練習だとか、

模試は受ける意味があるのかとか、

あいかわらずくだらない話で時間はすぎた。

「じゃあ、また明日な!」

お店を出て左に帰るのは芳樹だけで、
芳樹の背中を見送り、俺と彼女は歩き出した。

勝負だと思った。
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