【桃・超短編・画】ちょこ見んと愛す栗ー夢
ちょこ見んと
バスケの試合を見てた。
たるそうに試合をサボってる、大抵の女子生徒ではなく、帰宅部ながらアドリブで順調な試合はこびをする生徒。
おそらく背が高い為に、ドリブルとシュートが苦手なんだろう(と、俺は想った)
だから、背の低いバスケ部のキャプテンを、執拗にマークしてブロックしてる。但し彼女が走り込むコートは、半面だけだ。そのコート中で体力を温存しながらも、瞬発力とど根性に任せて、がむしゃらなんだろー。
だが、たぎる汗と違い表情に息苦しさは微塵も見せない。
その精神力(メンタル)は「女学生のツバメ」扱いされるぜと思いながら、何故か俺は苛っとした。
たるそうに試合をサボってる、大抵の女子生徒ではなく、帰宅部ながらアドリブで順調な試合はこびをする生徒。
おそらく背が高い為に、ドリブルとシュートが苦手なんだろう(と、俺は想った)
だから、背の低いバスケ部のキャプテンを、執拗にマークしてブロックしてる。但し彼女が走り込むコートは、半面だけだ。そのコート中で体力を温存しながらも、瞬発力とど根性に任せて、がむしゃらなんだろー。
だが、たぎる汗と違い表情に息苦しさは微塵も見せない。
その精神力(メンタル)は「女学生のツバメ」扱いされるぜと思いながら、何故か俺は苛っとした。