【桃・超短編・画】ちょこ見んと愛す栗ー夢
1ヶ月後。

彼女は青空喫煙してる俺に見せたいモノがあると言って手の平の小箱の蓋を開けた。

「付け爪」本当に買いやがったんだなと目を大きく開いていたら、貯金はたいて20枚揃えたんだと自慢された。

俺の好物のチョコミントアイスクリームみたいな色してやがると、俺は想った。

「先生」御礼させてください。と、真面目ちゃんは微笑んだ。いいんだ。俺は学校の先公だから、生徒のお悩み相談ぐらい仕事のウチと、距離をおいた。

「じゃあバスケで、御礼させてもらうかしないかを決めよう」と天然炸裂な言葉を喰らった。

男の俺に帰宅部女子が挑む。なんじゃそら?
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