学校戦争
「ねぇ さっきの『一緒』て どう言う意味?」
実砂は 苦い顔をする。
「だからさっき言ったじゃない。『さぁね』って」
「……答えになってないよ…」
「あなた今日来た新たなプレイヤーでしょ?なかなかやるね。
ナイフ躱されるとは思わなかった」
「ありがとう♪
反射神経だけはいいの」
その瞬間
次は 千秋から飛び掛かかり銃を抜き撃った。
それは 実砂の髪を切っただけだった。
銃弾をしゃがんで躱した実砂は下から蹴を仕掛けて来た。
それを躱し実砂の背後に回った千秋。
回った遠心力で実砂の背後から 肘で思いっきり殴った。
直撃を食らった実砂。苦しそうに咳こんでいる。