いつまでも君と奏でたいメロディ
蘭:わかりました。


楓:父さん、私は大丈夫だから許してあげてお願い。


來:今までは許してきたが、今日は駄目だ。甘やかし過ぎたんだよ。夕飯にしよう。


楓:はい、父さん。 


蘭side:
來があんなに怒るとは思わなかった…、今までは好きにしても言わなかったのに。そろそろ門限はずさなくちゃいけない時期ね。友達に助けてもらうしかないけど、皆來がらみだし無理ね。ファミレス行くしかないわ。


彩音:お姉ちゃんすごいね、クラスで噂になってるよ。


楓:そうかな、彩音?。まろんにも、噂になってると聞いてびっくりしたよ。でも、凄くはないよ好きな歌詞書いただけだから。


來:彩音、どういう事だ?。話してみなさい。


彩音:お姉ちゃんが歌詞書いてたのを、ギター二人にベース演奏の中で歌ってたの父さん。


來:楓、凄いな、バンド組んだのか?。父さんも昔バンド組んでたな、懐かしいよ。


楓:父さんがバンド組んでたの?、知らなかった。私は昨日組んだばかりなの。


來:うん、昔にな。楓のバンド名は?。


楓:バンド名はsnowcrysisって言うの、父さん。


彩音:今朝、噂になってたから見てきたよ。お姉ちゃん、キラキラ輝いてて、素敵だったよ。








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