いつまでも君と奏でたいメロディ
彩音は、聴きながら感動して泣いていた…。一方、冬馬は帰宅してから曲を作っていた。


パチパチパチ。


彩音:ポロポロッ、…。父さん、お姉ちゃん、良かったよ。感動して、泣けてきたよ。


楓:ありがとう、彩音。学校でならまた練習するから、彩音、また聴きに来てね。


彩音:うん、お姉ちゃん。


來:彩音、ありがとう。弾いたことは母さんには内緒な、ギターは普段は隠してあるんだ。


彩音:うん、父さん。


楓:母さん、大丈夫かな?。


來:お金は持たせたから反省してればいいけどな、蘭は昔はバンド組んでたらしいが仲間が亡くなり解散してから嫌いになったらしい。悲しい思い出になったからかな?。


楓:多分。バンド見ると仲間を思い出すから辛くて封印して、嫌いになろうとしていて嫌いになったかもね。


來:辛さのあまりか、癒せたらいいけどな、難しいな…。


彩音:良くわからないけど、母さんはバンドに辛い思い出があるんだねお姉ちゃん?。


楓:そうみたい、彩音。


ファミレス-。


店員:いらっしゃいませ。


楓side:
席に座るとすぐに眠ってしまい、私は夢を見ていた。懐かしいバンドが楽しかった頃だった…。


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