いつまでも君と奏でたいメロディ
ガチャッ-。


零:-悠お兄ちゃん、冬馬先輩、楓先輩、尊連れてきたの、練習見学していて大丈夫かな?。


悠:-俺は大丈夫だよ、零。俺が来るときに聴こえたギターの音と歌は冬馬と楓ちゃんだから、二人のバンド名考えてたんだ。零が来たら聴かせてもらうから待ってたよ。


零:-ありがとう、悠お兄ちゃん。うん、冬馬先輩、楓先輩、聴かせて欲しいな。


冬馬:-大丈夫だよ、零ちゃん。楓、弾いて大丈夫か?。


楓:-私も大丈夫だよ、零ちゃん。冬馬、歌うから弾いて。
悠先輩、零ちゃん、尊君、聴いてください「記憶の欠片を探して」、「パズルのピースに想いを込めて」。


零:-ポロポロッ。ギターの音色と歌詞が切ないよ、尊。


尊:-ゴシッ、ゴシッ(涙を拭った音)。泣くなよ、つられるから、零。もう一曲あるから聴いてみような。


零:-うん、尊。


パチパチパチ。


楓:-聴いてくれてありがとう、二曲どうだった?。


尊:-見学に来てるし俺から話すよ、零。


零:-うん。お願い、尊。


尊:-わかった。一曲目は、記憶が無くなるなら好きにならないつもりが優しくて、強い人で好きになるしかなかった


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