いつまでも君と奏でたいメロディ
蘭-「こんばんは、お久しぶりです。私の事覚えていてくださったんですね?。」


店員:-「はい、深夜までいらっしゃいましたし、バンドの仲間を亡くされてからバンドを辞めてしまったと話されてたのが印象的でした。」


蘭-「ありがとうございます、あれから家族で話し合って圭輔の為にもバンド家族で結成したので今週土曜日に初路上ライブします。」


店員-「おめでとうございます、良かったです。ライブ頑張ってくださいね。」


蘭-「ありがとうございます、良かったら見に来てください。」


店員-「ありがとう、少しでも見に行きますね。」


蘭-「ありがとう、敬語辞めましょ。うん、一曲でも歌うのは初めてだけど空の圭輔に届くように想いを込めてライブするわ。」


店員-「きっと届きますよ、晴れだといいですね。」


蘭-「ありがとう、また来るわ。」


店員-「うん、またいらしてくださいね。」


蘭-「そろそろ帰らないと」 


店員-「またいらしてくれるのを待ってるよ。」


蘭-「うん。」



ファミレスで楽しく話した蘭は帰宅して眠りに着いた。來は寝たふりをしていたが、満足そうな様子にほっとしていた。
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