感謝9万4千PV越え-feelings of guilt 保健室で 【黒・短編】
ダチではなくツレ達なので、私が屋上に取り残されても気づいてもらえなかった。
そして
たっちゃんはこう言う。

「悪趣味な会話は止めなさい」
握った手を離してくれない。

すぐキレる私の「冗談じゃないよ」とメンチきって態度に、大人として腹がたったのだろう。

「じゃあ証明しようじゃないか」と、たっちゃんに手を引かれ授業中の為、誰も居ない校内へと手をひかれた。

そして仮眠室に今、居る。

呑気な家庭科の女性教師の眠る、二階ベットに二人で息を殺している。



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