感謝9万4千PV越え-feelings of guilt 保健室で 【黒・短編】
弱味を握った生徒を黙らせた。セクハラで黙らせた。

俺の体内に熱がこもったから、ボタンを全開にした白衣を翻しながら、俺は保健室に戻った。
その姿を見ていた、部活帰りの生徒達は、俺のシルエットの色気が無駄にある、とはしゃいでいた。

これが俺の背徳の一ページで、これからも、頭の悪い俺は、この様な対処をするのかもしれない。

だが、彼女と幸せな家庭を築く自信を失うのは、この日以降の出来事による。



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