感謝9万4千PV越え-feelings of guilt 保健室で 【黒・短編】
またある日も、

私はサボタージュで、

保健室のスライドドアを豪快に開けると、

カラスの光沢を想わせる美しい黒髪の

二つのお下げを胸にたらした、

メガネ美少女が、

私にぶっかって、

保健室を出て行くのだけど、

走り去ったその瞬間に見てしまった。

涙顔を見てしまった。


メガネの片方が涙で雲ってた。


なのに、それ無視して、


私に「よう」は、


無いだろ普通は、

だし・・・
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