プリンセスなんて無理ぃ！

舞踏会にいきたくないシンデレラなんです！

私はシンデレラのようである。意地悪なまま母や、姉達などがいる。肉親がいなくて、生きていくためにこの家にやとられているような状態だ。
何故なら家事はもちろん雑用もやらせられる。まさにシンデレラだ。
でもひとつだけ違うのは私は王子さまとの出会いは望んでいない。だから舞踏会とかには一切興味はない

この前変な妖精がきて、

妖精「かわいそうに、舞踏会にいかしてあげよう。」

とはなしかけて来たけど

プリンセス「いや、私興味ないんで」

とはっきり切り捨てた

妖精は困惑していた。まぁ無理もない。女の人なら王子さまとの結婚とか必ず憧れるであろう最高のシチュエーションだ。

でも私は違う

妖精「なぜ、いきたくないの？」

プリンセス「男大っ嫌いなんで。」

私は真顔で妖精に答える

妖精「そ、そう。い、いきたくなったらよんでね。」といって消えていった


勿論あれから妖精は来ないし、読んでない。必要ないからだ。

まま母「貴方たちなにしてるの。舞踏会にいくわよ。」

姉達「はーい」

そういいながら先程出ていった姉達を思い出す

プリンセス「舞踏会なんてなにが楽しいのかしら」

私はそう吐き捨てながら、家事にとりかかった。

そして私はまだ知らなすぎた。この先降りかかる最高の不幸に。