プリンセスなんて無理ぃ！

マント姿の青年

見るとマントのようなもので全身を覆っている小柄な青年らしき人物が二人の間に入っている

男の子１「だれだ！」

？「そんなことはどうでもいい。どうして喧嘩をしている。」

優しそうな声に少し怒りが混じっているのがよくわかる

男の子２「こいつが俺のパンを横取りしようとしたんだ！」

男の子 １「違う！俺は半分でもいいからくれっていったんだ！そしたらこいつが、全部一人で食べようとしたから！」

男の子２「違わないね」

男の子１「違う！」

マント姿の青年は訳を聞くと、ふところからなにかをだし、パンを持ってない子に渡す

男の子１がそれを見ると、金貨だった

？「それでなんか買え。だから喧嘩をするな。それと、お腹すいたからって無理にとるのはよくない。お前も半分くらいは別けてやらなきゃ困ったとき助けてくれないぞ」

ちょっといいかたは偉そうだけど優しい人なんだなぁ

男の子２「…悪かったなあげなくて」

照れくさそうに男の子２はいう

男の子１「俺も無理にとろうとして…ごめん。」

男の子２「一緒になんかかいにいこーぜ」

男の子１「おう！」

そういいながら二人は去っていった

群衆が青年に拍手を送る

青年はなにも言わず立ち去るつもりか、こちらに向かってくる。

私が興味で顔を除こうとすると、マント越しに一瞬私をにらんだ。
でもすぐに、普通のかおにもどり、私を黙ってみている

プリンセス「あ、あのなにか？」