プリンセスなんて無理ぃ！

なにこれ誘拐ですか

私はいつのまにか境国の王子となのる男の乗った馬に乗っている

なんだこれ。なんでこうなった？

私が困惑しているのをよそに馬はどんどん進んでいく。

まずい降りなきゃ

プリンセス「ど、どういうつもり！」

私は馬に必死にしがみつきながらいった

境国の王子？「お前をこの国から連れ出す許可もこの国の王子にもらいにいく。」

プリンセス「なっ！」

なんて自分勝手な！

プリンセス「いい加減にしてください！私はついていく気はないし、第一私は男の人が嫌いです！」

境国の王子？「ほぉ。境国が嫌いではなく男がきらいなのだな。」

プリンセス「だから！そんなの関係がありません！早く下ろして！」

境国の王子？「降りれるならおりてみるがいい。」

プリンセス「いったわね？」

私が降りようとすると馬のスピードをあげた。

プリンセス「きゃっ！」

私は驚いて馬にまたしがみつく

プリンセス「卑怯よ！」

境国の王子？「なんだ。降りられないのか？じゃーしがみついていろ。飛ばすぞ」

また馬のスピードをあげる

プリンセス「わっ」

私は怖くて目を開けれなくなった

少しすると、揺れが収まり、馬が止まるのを感じたので

今だっ

と思い、急いで飛び降りた。
だが私は逃げようとできなかった。
そこが城であったからだ。

プリンセス「うっそ。着いちゃった。」

あとに続き沢山の兵士が到着し入り口を塞いでいく

プリンセス「どうしよう…」

これじゃあ逃げられない


そう思うと同時に境国の王子をなのるものが私に近づいてきて、私を抱き上げ

境国の王子？「みなのものいくぞ！」

兵士たち「おー！」

そういって、城に入っていく

プリンセス「うそ！入るの？やだ！中にはお母様方がいるのに！誰かー助けて！」

そんなことをいいながら、暴れまわるが、そのたくましい腕からは逃げれはしなかった。