見つめていたい


「くるみ?…」


「うん?…。…。」


「俺の…彼女になってほしい…」


「うん!…」


私と柚木くんはしばらく見つめ合い、笑顔で小さくうなずくと、階段を駆け上がって、みんなの待つ教室へと走り出した。


もちろん、ずっと、ずっと・・・


ふたりが二度と離れないように、お互いの手をしっかり握りしめたまま…






ずっとあなたを

見つめて

いたい





つづく…
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