それはサイダーみたいな恋でした。
ブドウ糖
入学してからようやく2週間。
まだなれた気はしない今日このごろである。
1人になりたくて、私は同じ中学の友達がいないこの学校を選んだがやっぱり寂しくもなったりする。
騒音の教室と独特の匂い。
私は1番ドア側なのでちょっと遠いい窓越しに空を見る。
「雲ってるねー」
「雨ふんの?」
「どーだろ?傘ないんだけど」
近くの笑い合う会話が聞こえる。
傘なんて私も持ってきてないんだけど…
溜息をつきながら教科書につぷした。
天気予報見とけば良かった。
案の定、雨は降り私は雨宿りついでに部活動見学をしに行った。
本当は早く帰りたいけど…