ヴァンパイアの花嫁
「アメリ……ア……」


ふっと意識が飛んだシェリルはベッドに倒れた。


ヴァンパイアの自分でなくてもシェリルの血はおいしそうな匂いを放っていた。


「クッ……」


歯を食いしばり、出血している箇所を引きちぎった布でギュッと縛る。


どうしてこんなことを……?考えるのは後だわ。レオン様に知らせなくては。


アメリアは急いで使い魔をレオンに送った。


< 137 / 487 >

この作品をシェア

pagetop