ヴァンパイアの花嫁
「先ほどダーモッドがティナ様の部屋に……」


ダーモッドがどこかへ連れ出したのだろうか。


シーツは乱れた様子が無い。


「レオン、彼女が危ない!」


レオンはエミリオに言われる前に部屋を風のように出て行った。



< 219 / 487 >

この作品をシェア

pagetop