Hey girls!調子はいかが?
何故かわからないけど、私は医療機関が嫌いなの。だから健診の日はいつも地獄。毎年健診の日は晴に引きずられて学校に行ってるレベル。
それなのに…
明日は全部一度にあるなんて、ありえない…
それからもう一つ。
私ね、昔から身体弱いんだ。ちっちゃい時は喘息持ってたみたい。もう記憶にもないんだけどね。
今では喘息こそないものの、疲れるとすぐに体調が悪くなっちゃう。
今日は散々緊張して、心も体も疲れてるから、明日の体調がいいわけがない。
今からもう憂鬱すぎる…。いやだ…。
「以上でSHRを終了します。それでは気をつけて帰ってくださいね。また明日!」
あ、ショート終わったみたい。
とりあえず帰ろう。
「晴ー、帰ろう!」
帰り道、晴とおしゃべりしながら帰る。
「つかれたねぇ。そういえば瞳、大丈夫なの?」
「何が??」
「明日。」
「いや、全然…もう晴助けてぇ!!無理!」
「はいはい、しょうがないよ。」
「晴ぅ…」
聞いといてそれは酷いよぉ…。
「そんなこと言ったって解決しないもん〜。それに私も今年はやばいかも…。」
え、何?どうしたの?
「最近軽くだけど喘息が…。」
「え、大丈夫?病院には行った?」
「行ってない…。」
晴は今でも喘息持っていて、たまにそのせいで入院しちゃうんだ。
私と同じように身体も弱いしね。
そして晴も病院はあまり好きではないみたい。ていうか病院が好きな人っているの?
とりあえずまあ、それでまだ行けてないってことらしい。
…私が医療機関嫌いなのって喘息でもしかしてなにか嫌なことがあったから、とか?
いや、まさかねぇ…。
ってそんなことよりも晴だよっ!!
「どうするの?先生怒っちゃわない?」
「本当は少しでも発作が出たら来なさいって言われてるんだけどね…。」
「…それ、早く行ったほうがいいんじゃないの?先生きっと怒ってるよ?」
「瞳に言われたくないし…。」
うっ、、、ごもっとも…。
返す言葉もでません。
「でもさ、もし引っかかっちゃったらどうするの?」
「そんなことはないと信じて、考えないようにする…。」
晴でもこういうところあるからなんだか安心しちゃうっていうか…。
いつも落ち着いててほわっとしてるからね、晴は。
「とりあえずもう考えない!」
「わかったよぉ…。」
「そうだ、今からうちに来ない??明後日のテストの勉強しようよ。」
「本当?!瞳の家、久しぶりだぁ!」
話はまとまり、私の家で勉強してから晴は帰っていった。