【続】0.0000034%の奇跡



だから日頃から私をキレイに変身させてくれる主人、トップスタイリストの槙田智也(マキタトモヤ)、通称智くんが必要不可欠なのです。
念願の夢だった自分のお店も持って、多くの有名人も手掛け、彼のスタイリングを目当てに他県からも来てくれるお客様も居るとか。




とにかく自慢の主人でもあり、自慢のパパであり、良き相談相手です。
たまに話の途中でスイッチ入って襲ってくるのがたまにキズ……なんだけど。



こっちは仕事の話してるのにさぁ、ブラ紐見えてたからって首筋にキスしてくる!?
わざと私の一番弱いとこ攻めてくる。
変な声出ちゃうし怒って目を合わせてもキスひとつで流される。



娘の瑚子(ココ)を寝かしつけてくれて感謝はするけど……え、何?寝かしつけたからご褒美とかってやつ?



「芹がスイッチ押すから…」って、私がいつ押したの!?
嘘でしょ、もう服脱がされて押し倒されてる。



まぁ、大した話じゃないしいいんだけど……急にスイッチ入るよね。
それに戸惑う時もあるけど、こんな目をされたら反論出来ない……
私の好きな目。
私だけを求めてくれる目。
この目に惚れて仕方ない。



動けなくなるの………






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