天罰
「桃さん、実は来月会えそうです」
「え!?」
「二泊三日でホテルも新幹線も取れましたので・・・」
「え!?本当に!?」
東京で彼に会える!そう思うとその時が待ち遠しくて
この先の予定がすぐにでも無くなればいいのにと感じてしまう。
「ねぇ、どこ行きたい?」
「あぁ・・・実はよく分からなくて・・・。秋葉原に行きたいんですけど
それは自分一人で行く予定です。桃さんはどこ行きたいですか?」
「私は・・・・・」
彼は若いから渋谷が良いかなと思い浮かんだけど私はあまり渋谷を知らなかった。
他にデートコースと言ったらどこが良いのだろう・・・。
「私もすぐには思い浮かばないから考えておくね!」
「はい、お願いします!桃さんとだったらどこだって平気です!」
「ありがとう。でも、彼女さんには申し訳ないよね・・・」
「あぁ・・・」と言って
彼は少し考え込むと「実は先日彼女とは別れました」と答えた。
「え!?なんで?」
「まぁ、色々とありまして・・・」
「え!?そうなの?びっくりだよ・・・」
まさか彼女と別れてたなんて。
言ってくれないから分からなかった。
なんでも話せる仲だと思っていたのは私だけだったのだろうか。
でもそれと同時に彼がフリーになって嬉しい気持ちが込み上げた。
なんでか分からないけど彼女に気を遣うことなく彼と遊べると思ったからだろう。
「そっか・・・。でも大丈夫だよ、悟くんだったらすぐに彼女出来るよ!
もしかして既に好きな人とかいる?」
「・・・・・はい」
「え!?」
嬉しい気持ちから一変、天から地へ落ちるような目の前が真っ暗となった。
「え!?」
「二泊三日でホテルも新幹線も取れましたので・・・」
「え!?本当に!?」
東京で彼に会える!そう思うとその時が待ち遠しくて
この先の予定がすぐにでも無くなればいいのにと感じてしまう。
「ねぇ、どこ行きたい?」
「あぁ・・・実はよく分からなくて・・・。秋葉原に行きたいんですけど
それは自分一人で行く予定です。桃さんはどこ行きたいですか?」
「私は・・・・・」
彼は若いから渋谷が良いかなと思い浮かんだけど私はあまり渋谷を知らなかった。
他にデートコースと言ったらどこが良いのだろう・・・。
「私もすぐには思い浮かばないから考えておくね!」
「はい、お願いします!桃さんとだったらどこだって平気です!」
「ありがとう。でも、彼女さんには申し訳ないよね・・・」
「あぁ・・・」と言って
彼は少し考え込むと「実は先日彼女とは別れました」と答えた。
「え!?なんで?」
「まぁ、色々とありまして・・・」
「え!?そうなの?びっくりだよ・・・」
まさか彼女と別れてたなんて。
言ってくれないから分からなかった。
なんでも話せる仲だと思っていたのは私だけだったのだろうか。
でもそれと同時に彼がフリーになって嬉しい気持ちが込み上げた。
なんでか分からないけど彼女に気を遣うことなく彼と遊べると思ったからだろう。
「そっか・・・。でも大丈夫だよ、悟くんだったらすぐに彼女出来るよ!
もしかして既に好きな人とかいる?」
「・・・・・はい」
「え!?」
嬉しい気持ちから一変、天から地へ落ちるような目の前が真っ暗となった。