ずっと……





「だって、、ねぇ?」


「うんうん」と、共感する芽衣。



そこでまた、芽衣と未来の言い争いが始まる。




「この2人はほっといて、沙奈」


「ん~?」



真剣に話すのんちゃん。


なんとなく、言いたいことがわかった。



「まだ、忘れられないの?

そろそろ、彼氏つくりなよ。


別に、彼を忘れろは言わないけど……

いつまでも引きずってたって仕方なくない?」



やっぱり、このことか。


わかってるけど、でも……



「のんちゃんの言ってることわかるけど、でも私はあの人のことが好きなの。

忘れることも無理だし、他の人なんて考えられないから」



きっと、ずっと彼しか好きになれない。


私はずっと、独り身でいる覚悟はできていた。






< 7 / 84 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop