ずっと……





「あぁ……

俺が教師じゃなかったら、今頃は堂々とできてたし」



松尾……本当にバカッ!!!




「もういい、出てって」


心配して来てくれたのは嬉しい。



でも、松尾の口から教師を辞めるって聞きたくない。



例え話しでも聞きたくない。



だって、あんなに夢見てた教師だよ?


私のせいで、捨てるなんて許さない。




「は?なんでだよ。何に怒ってんだよ」


それにも気づかないの?

松尾って、こんなにバカだった?





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