ずっと……





「高橋……」



「そりゃ……松尾と堂々と付き合いたい気持ちは私も一緒だし

私だって独占したいよ?


みんなに、松尾は私と付き合ってるんだから邪魔しないでって言いたい。


でも、そんなことよりも

松尾が夢だった教師を叶えたのに、私のせいで辞めたら嫌だ。



ずっと、応援してたし松尾の夢が私の夢だった。

松尾なら絶対叶えるって信じてた。



もし、私のせいで松尾が教職を失うことがあったら

私は絶対何が何でも松尾を守る。


松尾から、教職を取ったりさせない!!」



かっこつけたつもりもない。

いや、むしろ泣きながらこんなこと言うんだからかっこよくもないけど。



でも、本当の気持ち。





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