ふたり
今日の授業が終わって、
教室で帰るしたくをしてる。



「由香さ、たくさん言われてるけど」

「大丈夫?」



「っ!」


顔が近くにきて、顔が赤くなる。




「どうした?ちょっときて」

椅子に座ってるあたしの顔をを覗くために
しゃがんでる駿に、目が合わせられない。



駿についていったら人のいない廊下にきた。



「由香さ、俺のことどう思ってるの?」

「友達なの?それとも・・・」

「恋愛対象?」



どうしたらいいんだろう?

正直に答えていいよね?


「恋愛対象・・・だよ?」



駿がちょっと笑った。


「めっちゃ顔赤いじゃん。可愛い!」

「付き合ってくれない?」





もちろん。


「お願いします!」
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