ふたり
恋の展開が早すぎて、
あたしもついていけてない。


「由香、一緒に帰ろう?」


駿は声をかけてきたけど、
涼介は声をかけてこなかった。

気をつかってくれたのかな?


みんな気づいてるみたいだし。



「由香」

駿の声が頭の上から聞こえた。
駿は背が高くて、あたしと20センチ差がある。




何かと思ったら手を繋がれた。

まだ学校の中だったから、
女子生徒の悲鳴が聞こえた。

< 11 / 11 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop