キンダーガーテン 二 ~優しい居場所に~
嵐のような尋ちゃんが帰っても……
まだまだリビングはにぎやかで
先生と顔を見合わせて笑ってしまう。
「それで、それで!」
「アイツは、1年生までおねしょをしてたよ。
干してある布団を友達に見られて…『弟がやった。』って
誤魔化してる姿は、今のままだね。
ホント、昔からカッコつけなんだよね!」
ケラケラ笑う四人は、先生が入って来ると
「「「「おねしょマン!!」」」」ってからかってる。
う~ん。にぎやか!
………でも先生って…1年生までおねしょをしてたんだぁ~
クスッて笑ったら
「違うから……。
弟が怖い夢見て、オレの布団の中に入ってしたから…」ってブツブツ。
う~ん!!可愛い!
明日のお土産のお菓子を
和菓子とケーキ、どっちにしようか話し合っていたら
お兄さんの携帯が鳴った。
『いつまでお邪魔してるつもり!早く帰って来なさい。』って
奥さんに怒られたお兄さんは、慌てて玄関に行くと
「明日はオレ達もいるから、また明日会おうね。
明日は幼稚園の先生二人もいるから、チビのことよろしくね!
おやすみ~」って手をヒラヒラさせて帰って行っちゃった。
チビちゃんって…先生の甥っ子さんだよね?!
小さい頃の先生に会えるのかな??
わぁ!嬉しい!!
ニコニコしてる唯の横で……渋~い顔の先生。
「兄貴…とことん、オレのデートを邪魔する気だな!
明日はチビなんてほっといて、絶対二人で行こうね!!」って
ええっ!!チビちゃんいないの?
拗ねて唇を尖らせたら
「えっ!二人だと嫌??」って…
「あっ!嫌じゃないよ。
ただ、先生の小さい頃に会えるのかな?って思ったから…」
「あぁ~ムリムリムリ!
あのチビ、全然オレに似てないよ!
兄貴にそっくりのマセガキだから。
唯ちゃん狙われるから気をつけてね!」って…
………?………幼稚園児だよねぇ??……
「オレの小さい頃が見たいなら、早くオレの子供産んで。
二人の子供だったら、メッチャクチャ可愛いよ!!」
…………子供って………。
真っ赤になった唯に、ニッコリ笑って
「『次に来るまでにはキスしといてね』って言われたし。
この夏は…忙しくなるよ~。楽しみだね!」って…
えっ??…………待っててくれるって………
尋ちゃんのバカ~!!
まだまだリビングはにぎやかで
先生と顔を見合わせて笑ってしまう。
「それで、それで!」
「アイツは、1年生までおねしょをしてたよ。
干してある布団を友達に見られて…『弟がやった。』って
誤魔化してる姿は、今のままだね。
ホント、昔からカッコつけなんだよね!」
ケラケラ笑う四人は、先生が入って来ると
「「「「おねしょマン!!」」」」ってからかってる。
う~ん。にぎやか!
………でも先生って…1年生までおねしょをしてたんだぁ~
クスッて笑ったら
「違うから……。
弟が怖い夢見て、オレの布団の中に入ってしたから…」ってブツブツ。
う~ん!!可愛い!
明日のお土産のお菓子を
和菓子とケーキ、どっちにしようか話し合っていたら
お兄さんの携帯が鳴った。
『いつまでお邪魔してるつもり!早く帰って来なさい。』って
奥さんに怒られたお兄さんは、慌てて玄関に行くと
「明日はオレ達もいるから、また明日会おうね。
明日は幼稚園の先生二人もいるから、チビのことよろしくね!
おやすみ~」って手をヒラヒラさせて帰って行っちゃった。
チビちゃんって…先生の甥っ子さんだよね?!
小さい頃の先生に会えるのかな??
わぁ!嬉しい!!
ニコニコしてる唯の横で……渋~い顔の先生。
「兄貴…とことん、オレのデートを邪魔する気だな!
明日はチビなんてほっといて、絶対二人で行こうね!!」って
ええっ!!チビちゃんいないの?
拗ねて唇を尖らせたら
「えっ!二人だと嫌??」って…
「あっ!嫌じゃないよ。
ただ、先生の小さい頃に会えるのかな?って思ったから…」
「あぁ~ムリムリムリ!
あのチビ、全然オレに似てないよ!
兄貴にそっくりのマセガキだから。
唯ちゃん狙われるから気をつけてね!」って…
………?………幼稚園児だよねぇ??……
「オレの小さい頃が見たいなら、早くオレの子供産んで。
二人の子供だったら、メッチャクチャ可愛いよ!!」
…………子供って………。
真っ赤になった唯に、ニッコリ笑って
「『次に来るまでにはキスしといてね』って言われたし。
この夏は…忙しくなるよ~。楽しみだね!」って…
えっ??…………待っててくれるって………
尋ちゃんのバカ~!!