キンダーガーテン 二 ~優しい居場所に~
「だったら、何て呼んだら良いです??
『悠人さん』、『悠ちゃん』??『悠君』でもいいですよ?」
「唯ちゃんに、一番からかわれてる気分……。」
……………??………………。
「先生の気に入った呼び方で呼びますよ。」
「…………唯ちゃんって……照れないんだね。
普段、先生としか呼んだことないから……
もっと恥ずかしがるって思ったのになぁ~。
からかったつもりが……からかわれた気分だよぅ。」
「う~ん。
だって…普段幼稚園で子供たちを名前で呼んでるから…」
「あぁ~そっかぁ!………残念。
だったら……
『悠人さん』は…和君をいつも、和也さんって呼ぶから……
同じみたいで嫌だから……
『悠ちゃん』も…言われてみると…園児を呼んでるみたいな気がして来たから…」
「だったら、『悠君』でいい?」
「悠君も…園児みたいだよね?
じゃあ!
『悠』か『悠人』って…呼び捨てにして。」
「えっ!!それは無理!!
………ダメ!それだけは、絶対ダメ!!」
「なんで~??」
「だって…今からお母さんに会うのに……呼び捨てなんて。
10歳も年下の彼女が呼び捨てにしてたら、びっくりされますよ。
嫌な印象をもってもらいたくないのに…ワザワザ悪い方を選ぶなんて…
とにかく、絶対ダメです!!」
「あぁ~それなら大丈夫!
兄貴達夫婦もずっとそうだし、男3人育ててきたから
そんなこと、全然気にしないよ!
むしろ、『悠人さん』って呼ばれたら笑われそう。」
「でも、やっぱりダメだよぅ。」
「どうして??」
「だって…先生は彼氏だけど…唯にはホントに凄い人で、尊敬してるもん。
憧れの人だから…呼び捨てになんて出来ないよ。」
唯の答えを聞いて
はぁ~っ。ってため息。
急にウインカーを出して、左手にある細い路地を抜けて
ガードレールに沿って走らせ、少し広めの場所に駐車した。
『悠人さん』、『悠ちゃん』??『悠君』でもいいですよ?」
「唯ちゃんに、一番からかわれてる気分……。」
……………??………………。
「先生の気に入った呼び方で呼びますよ。」
「…………唯ちゃんって……照れないんだね。
普段、先生としか呼んだことないから……
もっと恥ずかしがるって思ったのになぁ~。
からかったつもりが……からかわれた気分だよぅ。」
「う~ん。
だって…普段幼稚園で子供たちを名前で呼んでるから…」
「あぁ~そっかぁ!………残念。
だったら……
『悠人さん』は…和君をいつも、和也さんって呼ぶから……
同じみたいで嫌だから……
『悠ちゃん』も…言われてみると…園児を呼んでるみたいな気がして来たから…」
「だったら、『悠君』でいい?」
「悠君も…園児みたいだよね?
じゃあ!
『悠』か『悠人』って…呼び捨てにして。」
「えっ!!それは無理!!
………ダメ!それだけは、絶対ダメ!!」
「なんで~??」
「だって…今からお母さんに会うのに……呼び捨てなんて。
10歳も年下の彼女が呼び捨てにしてたら、びっくりされますよ。
嫌な印象をもってもらいたくないのに…ワザワザ悪い方を選ぶなんて…
とにかく、絶対ダメです!!」
「あぁ~それなら大丈夫!
兄貴達夫婦もずっとそうだし、男3人育ててきたから
そんなこと、全然気にしないよ!
むしろ、『悠人さん』って呼ばれたら笑われそう。」
「でも、やっぱりダメだよぅ。」
「どうして??」
「だって…先生は彼氏だけど…唯にはホントに凄い人で、尊敬してるもん。
憧れの人だから…呼び捨てになんて出来ないよ。」
唯の答えを聞いて
はぁ~っ。ってため息。
急にウインカーを出して、左手にある細い路地を抜けて
ガードレールに沿って走らせ、少し広めの場所に駐車した。