キンダーガーテン 二 ~優しい居場所に~
砂浜に上がろうとしたら
「もぅちょっとそこにいて。」って言われて
胸元まで海に浸かってお留守番。
バスタオルを渡されて、やっと上がることができたの。
先生…相当心配してたんだぁ~。
唯なら大丈夫なのになぁ~
タオルを掛けてパラソルに行ったら、かき氷を片手に
寛いでる四人。
いいなぁ~。唯も買って来よう。
お財布を持って立ち上がろうとしたら
かき氷とコーヒーを持って、近づいて来る先生。
「はい、イチゴで良いんでしょ?ミルクもかけたよ。」
「うん、ありがとう。今買いに行こうとしてたの。」
「唯ちゃん、いいなぁ~」
「甘いねぇ~」
いつもは恥ずかしいからかいも、かき氷に夢中の唯には効かないよ!!
ご機嫌で食べてたら
"シャリ"って横から、氷の山が崩された。
「あぁ~!
先生、もう食べたらダメだからね!」
「何で??オレが買って来たのに??
唯ちゃん、ケチだねぇ~」
「違うよ??一回口をつけたから、スプーンを洗わないとダメなの。」
…………………………………。
「はぁ??」
驚く先生に
「あぁ~ダメダメ。
このお嬢ちゃんは、中々懐かないよ。」
「ジュースの回しのみや、お菓子のかじりっこも絶対しないから。」
「汚いって思うみたいだよ。」
「四人だってしてもらえないんだからぁ~」
海晴ちゃんは、ニヤニヤしながら
「まさか、先生もダメなんてねぇ~
彼氏、失格じゃん!」って…
夏苗ちゃんまで
「この調子だと……キスは、遠いねぇ~。頑張れ!」って
いらない言葉を言いながら、先生をバシバシ叩いてるし……
先生は…少しムッとした顔で
「マジで??」って聞いてくる。
「うん……。ごめんね。
親や尋ちゃんでもダメなの……。」
だからキスなんて、無理なんだもん………。
……先生だって"待つよ"って…言ってくれたのにな………
「もぅちょっとそこにいて。」って言われて
胸元まで海に浸かってお留守番。
バスタオルを渡されて、やっと上がることができたの。
先生…相当心配してたんだぁ~。
唯なら大丈夫なのになぁ~
タオルを掛けてパラソルに行ったら、かき氷を片手に
寛いでる四人。
いいなぁ~。唯も買って来よう。
お財布を持って立ち上がろうとしたら
かき氷とコーヒーを持って、近づいて来る先生。
「はい、イチゴで良いんでしょ?ミルクもかけたよ。」
「うん、ありがとう。今買いに行こうとしてたの。」
「唯ちゃん、いいなぁ~」
「甘いねぇ~」
いつもは恥ずかしいからかいも、かき氷に夢中の唯には効かないよ!!
ご機嫌で食べてたら
"シャリ"って横から、氷の山が崩された。
「あぁ~!
先生、もう食べたらダメだからね!」
「何で??オレが買って来たのに??
唯ちゃん、ケチだねぇ~」
「違うよ??一回口をつけたから、スプーンを洗わないとダメなの。」
…………………………………。
「はぁ??」
驚く先生に
「あぁ~ダメダメ。
このお嬢ちゃんは、中々懐かないよ。」
「ジュースの回しのみや、お菓子のかじりっこも絶対しないから。」
「汚いって思うみたいだよ。」
「四人だってしてもらえないんだからぁ~」
海晴ちゃんは、ニヤニヤしながら
「まさか、先生もダメなんてねぇ~
彼氏、失格じゃん!」って…
夏苗ちゃんまで
「この調子だと……キスは、遠いねぇ~。頑張れ!」って
いらない言葉を言いながら、先生をバシバシ叩いてるし……
先生は…少しムッとした顔で
「マジで??」って聞いてくる。
「うん……。ごめんね。
親や尋ちゃんでもダメなの……。」
だからキスなんて、無理なんだもん………。
……先生だって"待つよ"って…言ってくれたのにな………