キンダーガーテン 二 ~優しい居場所に~
うわぁ!かっこいい。
先生とは…ちょっと……う~ん…かなり印象が違ってて…
ちょっと…あか抜けてる。(ごめん………先生。)
髪の色のせいもあるだろうけど…
先生は、黒髪でスッとしてて…和服が似合いそうなイメージだけど…
お兄さんは、ハーフ?って聞きたくなるくらい色素が薄くておめめパッチリのイケメンさん。
言われないと兄弟だと思わないけど、二人ともそれぞれかっこいいの。
??…。
先生が口パクで何か言ってる…。
"ボタン??"……?
お兄さんも唯の胸元に視線を向けてて……
……………?……!!
あっ!ボタンが段違い!
「な~にやってたんだか!」
お兄さんが先生の脇腹を肘でつついてる。
パッと後ろを向いて直してたら
「アホ!勝手な想像をするな‼」ってお兄さんに怒ってた。
直ぐに振り向いては見たものの、恥ずかしさで下を向いていたら
「唯ちゃんこんにちは!」って子供に挨拶するみたいに、覗き込まれた。
「あっ…こっ、こんにちは……。あっ…あの……えっと……初めまして。
あの…先生と…同じ職場で……お世話になってます。あっ…あの…」
いきなりの失敗でパニックになった唯の横に、スッと来てくれた先生が
「同じ職場の伊藤唯ちゃん。
こっちは兄貴の森拓人。ちょっと軽いから近寄んないでねっ!」って
えっ!軽い?!どうしよう~
でもっ…お兄さんだし……近いし………
オドオドしてたら…
ぶはっ!って二人の笑い声が…
「ホント可愛い‼小動物みたい‼
お前が変なこと言うから、困ってんじゃん。
唯ちゃん初めまして。兄の拓人です。
奥さんも子供もいる、家庭第一の真面目な人間だから安心してね。
さっきのは、こいつがちょっとからかっただけだから。
しっかし!可愛い~!
悠から噂というか…ノロケは聞かされてたけど…想像以上だね。
見た目もだけど、この雰囲気。チマチマ・オドオドしてて。
昔飼ってたハムスターそっくり。
わざわざ車を返しに来て正解だったぁ。
ホントだったら、こいつに取りに来させるんだけどね!」
「ひっでぇ~。」って
先生も笑ってて、いつものキチンとした大人のイメージがなくなってる。
弟なんだなぁ~。
二人はまだつつきあってて、とっても楽しそう。
「兄貴、上がる?」
先生の誘いに…
「あっ、チビの迎え!奥さんに怒られる~」
急にパパの顔になって
「それじゃ唯ちゃん、また会おうね。
今度はゆっくりご飯でも食べながら。
実家にも遊びにおいで~。」
「あっ…はい……。はい!」
実家にって言われて、冗談でも嬉しかったから
ニッコリ笑って返事をしてたら
「うわぁ!メッチャ可愛い‼絶対また会おうね~。
メシの予約入れたよ!」って
慌ただしく帰って行くお兄さん。
先生とは…ちょっと……う~ん…かなり印象が違ってて…
ちょっと…あか抜けてる。(ごめん………先生。)
髪の色のせいもあるだろうけど…
先生は、黒髪でスッとしてて…和服が似合いそうなイメージだけど…
お兄さんは、ハーフ?って聞きたくなるくらい色素が薄くておめめパッチリのイケメンさん。
言われないと兄弟だと思わないけど、二人ともそれぞれかっこいいの。
??…。
先生が口パクで何か言ってる…。
"ボタン??"……?
お兄さんも唯の胸元に視線を向けてて……
……………?……!!
あっ!ボタンが段違い!
「な~にやってたんだか!」
お兄さんが先生の脇腹を肘でつついてる。
パッと後ろを向いて直してたら
「アホ!勝手な想像をするな‼」ってお兄さんに怒ってた。
直ぐに振り向いては見たものの、恥ずかしさで下を向いていたら
「唯ちゃんこんにちは!」って子供に挨拶するみたいに、覗き込まれた。
「あっ…こっ、こんにちは……。あっ…あの……えっと……初めまして。
あの…先生と…同じ職場で……お世話になってます。あっ…あの…」
いきなりの失敗でパニックになった唯の横に、スッと来てくれた先生が
「同じ職場の伊藤唯ちゃん。
こっちは兄貴の森拓人。ちょっと軽いから近寄んないでねっ!」って
えっ!軽い?!どうしよう~
でもっ…お兄さんだし……近いし………
オドオドしてたら…
ぶはっ!って二人の笑い声が…
「ホント可愛い‼小動物みたい‼
お前が変なこと言うから、困ってんじゃん。
唯ちゃん初めまして。兄の拓人です。
奥さんも子供もいる、家庭第一の真面目な人間だから安心してね。
さっきのは、こいつがちょっとからかっただけだから。
しっかし!可愛い~!
悠から噂というか…ノロケは聞かされてたけど…想像以上だね。
見た目もだけど、この雰囲気。チマチマ・オドオドしてて。
昔飼ってたハムスターそっくり。
わざわざ車を返しに来て正解だったぁ。
ホントだったら、こいつに取りに来させるんだけどね!」
「ひっでぇ~。」って
先生も笑ってて、いつものキチンとした大人のイメージがなくなってる。
弟なんだなぁ~。
二人はまだつつきあってて、とっても楽しそう。
「兄貴、上がる?」
先生の誘いに…
「あっ、チビの迎え!奥さんに怒られる~」
急にパパの顔になって
「それじゃ唯ちゃん、また会おうね。
今度はゆっくりご飯でも食べながら。
実家にも遊びにおいで~。」
「あっ…はい……。はい!」
実家にって言われて、冗談でも嬉しかったから
ニッコリ笑って返事をしてたら
「うわぁ!メッチャ可愛い‼絶対また会おうね~。
メシの予約入れたよ!」って
慌ただしく帰って行くお兄さん。