キンダーガーテン 二 ~優しい居場所に~
帰りの車で
「ねぇ~唯ちゃん。
明日か明後日……ご両親に、連絡取れない?」
「う~ん。ここのところ帰って来てないから……
どうして??」
「"近いうちにお話しが、したいです"って…
伝えて欲しいんだよね。」
「えっ??」
「あっ!別に"お嬢さんを下さい"って言う訳じゃないよ。
それは、唯ちゃんの気持ちがちゃんと固まってからね!
もう一度……プロポーズしてからでないとね。
ただ、一回お会いして"お付き合いしてます。"って
ちゃんと挨拶しておきたきたくて。
唯ちゃんがオレと会ってる時に帰られたら
心配されるだろうし……ねっ!」
何だかんだ含みのある、言い方と顔に戸惑ったんだけど
唯のお家の事情を、全て知ってる先生だから……
きっと何か考えがあって、言ってくれてるはずだもん。
………お任せしたの。
無理に明日じゃなくても、今連絡した方が早いと思って。
直ぐにメールをしてみたの。
"二人に逢って欲しい人がいます。
都合の良い日を教えて。"って送ったら
折り返し二人から電話が来た。
こんなに直ぐに連絡がくるなんて……正直、びっくりした。
まだ唯の親だって自覚……残ってたんだ。
"明日の夕方に、時間を作ってくれるらしいよ"って伝えたら
「唯ちゃんの事が心配なんだよ。大切にされてるね。
………良いご両親だ。」って
うん!
久しぶりに二人が親なんだって…思えたよ。
「ねぇ~唯ちゃん。
明日か明後日……ご両親に、連絡取れない?」
「う~ん。ここのところ帰って来てないから……
どうして??」
「"近いうちにお話しが、したいです"って…
伝えて欲しいんだよね。」
「えっ??」
「あっ!別に"お嬢さんを下さい"って言う訳じゃないよ。
それは、唯ちゃんの気持ちがちゃんと固まってからね!
もう一度……プロポーズしてからでないとね。
ただ、一回お会いして"お付き合いしてます。"って
ちゃんと挨拶しておきたきたくて。
唯ちゃんがオレと会ってる時に帰られたら
心配されるだろうし……ねっ!」
何だかんだ含みのある、言い方と顔に戸惑ったんだけど
唯のお家の事情を、全て知ってる先生だから……
きっと何か考えがあって、言ってくれてるはずだもん。
………お任せしたの。
無理に明日じゃなくても、今連絡した方が早いと思って。
直ぐにメールをしてみたの。
"二人に逢って欲しい人がいます。
都合の良い日を教えて。"って送ったら
折り返し二人から電話が来た。
こんなに直ぐに連絡がくるなんて……正直、びっくりした。
まだ唯の親だって自覚……残ってたんだ。
"明日の夕方に、時間を作ってくれるらしいよ"って伝えたら
「唯ちゃんの事が心配なんだよ。大切にされてるね。
………良いご両親だ。」って
うん!
久しぶりに二人が親なんだって…思えたよ。