キンダーガーテン 二 ~優しい居場所に~
着替えてリビングに行くと
ソファーに座って携帯をいじってた先生が顔を上げた。
「用意出来た?もう少ししたら…送って行くね。」
唯のためって分かってるのに、やっぱり拗ねた顔になる。
「そんな顔をしないの。帰したくなくなるでしょう?
今日は親子でゆっくり話しておいで。
明日は朝イチで迎えに行くから。
携帯だって、いつでも繋がるようにしておくから!
大丈夫だよ。」
先生は、今日の話し合いに不安を感じてるって…思ってるみたい。
違うのになぁ~
『先生の側にいたいんだよ』って言ったら…
どんな顔するかなぁ??
イタズラしたくなったのに…
広い胸に抱きしめられて…背中を擦ってあやされたら……
何も言えないよねぇ。
帰りたくなくてグズグズしてたら携帯から音楽が…
「そろそろタイムリミットかなぁ?
出てごらん、多分お父さんだよ。痺れを切らしたんじゃないの?」
予想どうり……
履歴の名前はお母さん。
あぁ~あ。
はぁ~っ…………。
それでも折り返し掛けた電話の内容は
予想に反してて
ソファーに座って携帯をいじってた先生が顔を上げた。
「用意出来た?もう少ししたら…送って行くね。」
唯のためって分かってるのに、やっぱり拗ねた顔になる。
「そんな顔をしないの。帰したくなくなるでしょう?
今日は親子でゆっくり話しておいで。
明日は朝イチで迎えに行くから。
携帯だって、いつでも繋がるようにしておくから!
大丈夫だよ。」
先生は、今日の話し合いに不安を感じてるって…思ってるみたい。
違うのになぁ~
『先生の側にいたいんだよ』って言ったら…
どんな顔するかなぁ??
イタズラしたくなったのに…
広い胸に抱きしめられて…背中を擦ってあやされたら……
何も言えないよねぇ。
帰りたくなくてグズグズしてたら携帯から音楽が…
「そろそろタイムリミットかなぁ?
出てごらん、多分お父さんだよ。痺れを切らしたんじゃないの?」
予想どうり……
履歴の名前はお母さん。
あぁ~あ。
はぁ~っ…………。
それでも折り返し掛けた電話の内容は
予想に反してて