ねぇ、君と恋がしたい。
いままでスタートダッシュを間違えたからこんなことになっているんだ。

俺と砂菜は生まれてきてからずっと一緒だった。
お風呂も昼寝も初めて立った時も幼稚園のお遊戯会の王子は俺でお姫様は砂菜だった。

それだけじゃない、野良犬に吠えられて号泣していた砂菜を助けたのも俺だ。
初めてプリクラを撮ったもの砂菜、初めて子供だけで電車に乗ったのも砂菜と。

大体の初めては砂菜となのに、
なんでこんなに前に進めないんだ...


俺は、俺は、俺は...


「彼氏」になりたいんだよ!!

俺、頑張れ!!
なんとしても砂菜と同じ班になるんだ!!

そして、砂菜とラブラブ大作戦だ!!
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