風の贈り物
 数時間前の早朝、和彦は朝子からの電話を取っていて朝子から話があると伝えられ会う事になっている、和彦の部屋ではベッドの上に裸の女性が実は和彦には別に彼女がいて二股をかけていた女性の名、久保直美、和彦が直美にちゃんと別れてくるので心配しなくていい、安心感のある話し方で直美は和彦を信じている。
 この時直美のお腹には和彦の子をさずかており結婚の約束をしていて、直美の薬指には婚約指輪がはめられている。
 カフェルージュで朝子と和彦は久しぶりに会って、お互い忙しく会うのは1ヶ月ぶりになる、久しぶり会う二人だが気まずい様子はなく
、お互い話すことはあるのだが切り出せないでいる、そろそろ朝子が妊娠したことを伝えようと考えた時、和彦から朝子申し訳ない、別れてくれないか、驚きを隠せない朝子、和彦の言葉が真実味をおびてきて、涙が止まらなくなっていく、事の成り行きを見ていたゆかりと布美も驚きを隠せないが、ここで真っ先に動いたのが布美である本来一番正義感の強いゆかり動くはずだが違っていた、先に動いたののは布美で和彦に強烈な張り手をあびせる。ゆかりが和彦に朝子が妊娠したことを話すと事情を知らなかった和彦は朝子に謝ってくる。
 涙が止まらない朝子は和彦にどうしてか聞いてくる。
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