風の贈り物
　和彦は頭を下げ別に彼女がいてその彼女も妊娠していて結婚の約束をしている事を話してくる。ショックを隠せない朝子は気づくと知らない人の家の中にいた、涙をぬぐい冷静になろうとするが心がショックを隠せきれないでいる。
　そろそろ昔の私が来ている頃かな、若い朝子の耳に今の言葉が入ってくる、前を見ると自分とソックリな女性がいる、今は西暦2018年31
年後の世界よ、まぁ私には昔の自分が見えないけどそちらからは私が見えているはずだげど、話を聞いてくれる、若い朝子の方は未来の自分の言葉で落ちつきが自然と気持ちがおさまっていく。
　若い朝子は落ち着くと自分がタイムスリップしたのではと気づく、その後未来の朝子が昔自分も和彦にふられた後、あなたと同じように未来にタイムスリップしたけど教えておくわ、私達の運命の人は以外と近くにいるものよ、昔はよく叱られて大嫌いな人だったけどね。
　それを聴くと若い方の朝子は思わず失笑してしまう、まさか。
　未来の朝子が続けて過去の朝子に左の方を見るよういってくる、過去の朝子が言われるまま左の方を見ると仏壇がありそこには上司の西哲也の位牌がある、私達結婚したんだよね、後私が作家として成功したのは哲也さんのお陰があって成功したけど男性としても便りになる人でカッコ好い人だけど何か心当たりない。
　過去の朝子はそうだ、入社当時優しく仕事もできてカッコ良かった、後少し自分に気があるのではと思ったことがあり、その時少し男性として意識したことを覚えている。
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