風の贈り物
八木ーと突然上司の西の怒鳴り声がして朝子に対して西の説教が始まる、朝子は口うるさい上司の西が嫌いでこの時はまだ目の前いる上司が自分の運命の人で旦那になる人だと知るよしもない。数週間後、朝子は東京にある湾岸出版社に足を運んでいる3ヶ月前に投稿した原稿の感想と湾岸出版社の月刊誌湾岸文庫の連載の合否についてである。朝子の目の前には湾岸出版社入社8年目の室井明が朝子に結果と感想を伝えている、湾岸出版社の編集者会議では見送られ出版社5社がやっている文学賞の結果ししだいだとつたえらる。そのさなか、室井明はほんの数秒だが目の前の朝子の作品警視正白石由理がドラマ化する光景を見てきた。タイムスリップしたのか半信半疑だが現実のような気がしてならない、しかし室井明はタイムスリップしたことは胸に止めた、室井明は話をつ続ける八木さん湾岸文庫連載は5社合同の文学賞の結果しだい入選しだい、しかし八木さん室井明は少し言葉を飲み目がキリッとして正直今の段階では入選も難しいと思います、だけどあなた次第ではいずれ僕達編集者から先生と呼ばれる事を僕は期待します、頑張って下さい。数週間後、朝子の警視正白石由理は文学賞どころか入選すら入っていない連絡が湾岸出版社の室井明から伝えられた。