君の隣で眠りたいーー
「はいはい妬かない妬かない」



廉がニヤリ、と笑う。


「別に、妬いてねーし」


なんの話??



「あの、私…この場所でいいです。


どこにも行きたくない。


私、生きたくない。



生きて居たくない」


私の心は真っ暗だ。


この場所に、私の居場所はない。



戻っても、また同じことを繰り返すだけ。


「グスッ…………私は、、ごめんなさい」



こうやって謝って生きて行くの。



それが、疲れちゃった。



トンッーー


青くんの胸を押して、私は彼から離れた。


フェンスの上に座る。



高い位置。


落ちたら私はきっと死ねる。




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