君の隣で眠りたいーー
だけど、触れる度に君は震えた。



「青くん………私ーー。」


グラリ、と揺れる体を抱き締めた。


君は気を失った。


こんなになるまで、傷ついてーー



憎い。


この時、初めて仲間を憎いと思った。



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