君の隣で眠りたいーー

君を守りたいーー

アイツのあんな顔みたくない。

アイツのあんな顔知りたくない。

 倉庫に入り暗い階段を上がってく。


「やべっ、電球切れてたの忘れてたし」


真也が、まずい的な顔をしてる。


「気を付けろよ、足元」


青は、美心の手を握りながら暗闇を歩く。


「うん、分かってーーきゃっ」


何かに躓いた美心。


グィッーーー


引き寄せる強い力が不意に倒れ込む。


「いたた、大丈夫ーー美心ッッ」


なんて言うか、なんだこの状況。


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