君の隣で眠りたいーー
青くんから離れてごめんなさい。


あの手を離さなければよかった。
振り払わなければ、私は今ここに居なかった筈なのに。


「抵抗しないの?」

「…………」


「まじ、それじゃ面白くないんだよな」

考え込む結城が、私のワイシャツを掴んだ。



えっーーー?


ブチッーー


引きちぎられるワイシャツ。


弾け飛ぶボタン。


促された白い肌。


「いやぁぁぁ!!!!


やめて!!!!」




怖さは増すだけ。


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