君の隣で眠りたいーー
「汚れた女ーー?」



「そうよ、だからね~私と~」


ーーーーーパシッ



雷が女の手を弾く。


「触るな、気持ちワリイ」


「雷様?


なんで………そんな女」



女は真っ赤になり、美心を睨む。



「…………ッッ」



「あいつは汚れてなんかいない。


お前のが、汚れてんじゃんか」



「………ッッ」



女は悔しそうに仲間を連れて、屋上を出た。



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