君の隣で眠りたいーー
「ったく、本当あ~言う女は好きになれねーよな」


俺らに寄ってくる女は、猫なで声はお決まりのベタベタしてくる女ばかり。


チラリ、と美心を見ると青と、未だに手を繋ぐ様子を見つつ、何だか無性にイライラする。



この気持ちは何??



「おい、青。


そろそろ、手離せよ」


何だか限界が来た俺は、迷わずそう言った。


「あ、ああ……ごめんな」


罰の悪そうな青。


少し頬を染めた美心が、居た。



なんだよ、赤くなってんじゃねーよ。


なんだか、無性に面白くない。


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