君の隣で眠りたいーー
これじゃ、結城と同じだ。


抵抗出来ない女に乱暴する結城と同じだ。


「ーーーッ、ごめん。


ひどいことしてごめん。」



俺は、君を解放した。

ベットの中で、君は泣いた。


泣かせるつもり無かった。


「ごめん。

ごめん、美心。 

怖い思いさせてごめんーーッ」


俺は、美心を抱き締めた。


肩が微かに震えた美心がいた。

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