君の隣で眠りたいーー
青くんが私の頬に手を添えた。


まだ、慣れないキス。

だれもいない校舎裏で、キスを交わした。



まだ、ドキドキが止まらない。


「美心、俺ーー誰にも美心を渡したくないよ。

好きだよ、だからーー、誰にも揺るがないで。」



そしてまた、キスをした。


「んっ!!」


首にキスを落とし強く吸い付くと、君が、体をよじる。


赤い痕を君に着けた。


君は気づいていない。



「何したの?」


「痛かった?

印をちょっと。」


「印ーーー?」


んー、と首を捻る美心。

「まあ、行こうか」


俺は、美心の指を絡めた。


上機嫌な俺に、首を傾げる美心がいた。



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